懐紙サポート｜懐紙の下に敷く板と木製の菓子切りのセット

商品名　菓子切付き懐紙サポート板　
素地　　ヒバ（ひのき科）
塗り　　クリヤー塗り
箱　　　紙箱
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<寸法/約>
・懐紙サポート板（薄板）
横（長さ）：10.6cm　　　縦（奥行）：7.5cm　　　厚み：1.5mm
・菓子切
横（長さ）：12.5.6cm　　　幅：1.2cm　　　厚み：4mm

<この商品を作った理由>
茶会・稽古などでお菓子を頂く時には、必ず懐紙と菓子楊枝が必要です。美味しい主菓子を懐紙にのせ頂いたあと、その懐紙を片付けようとした時、菓子のあとが何枚もしみ込んでいることがあります。「懐紙サポート板」を下敷きにする事で、そのしみを一枚の懐紙でおさめることができます。そして、皿替わりの懐紙を安定させることができます。
菓子切（菓子楊枝）は、ステンレスの菓子切を裂地で作った楊枝入れにいれ、懐紙にはさんでおく方が多いようですが、時として落としたりします。それを防ぐために「懐紙サポート板」と「菓子切」に凹凸を作り、落ちないように工夫いたしました。本来は亭主が黒文字を用意しないといけませんが、大寄せの茶会やお稽古では、各自用意している菓子切で頂きます。個人的な思いですが、茶席では刃物は禁物。黒文字の木がなかなか手に入らない、自分で黒文字を作れない・・・などを考慮して、ヒバ材で作れば、衛生面にも黒文字に匹敵するのではないかとの思いから、菓子切（菓子楊枝）を作りました。

<ヒバ材の特徴>
・ヒバの別称は、「アスナロ」その名前の由来は、ヒノキにかなわないこの木の願いをもじった「明日はヒノキになろう」という句にあるというのが通説。しかし、これは根拠のない俗説とも言われている。葉のボリューム感から、「アツハヒノキ（厚葉檜）」→方言名「アスハヒノキ」になったとの説もある。
・ヒバ材には、カビや細菌を寄せ付けない抗菌効果、ヒバの香りで気持ちをリラックスさせる精神安定剤の効果、シロアリ・ダニ・ゴキブリを寄せ付けない防虫効果、不快な臭いを抑える消臭・脱臭効果などがあります。

<使用方法>
菓子切をサポーチ板から外します。（手で少しずらして外す）
お菓子を懐紙にのせる前に、懐紙の1、2枚目にサポート板（べんり板）をはさみます。
菓子を懐紙にのせ、お菓子をいただきます。
お菓子を頂いた後、菓子切を使った懐紙で清め、サポート板の穴（凹部）に菓子切の凸部をはめ、少しずらします。サポート板と菓子切が外れなくなります。懐紙にはさめなおし、懐中します。

<片付け方法>
サポート板・菓子切は、クリヤー塗りで仕上げています。水で洗い布巾でよく清めた後、片付けて下さい。

<職人からひと言>
ヒバ材を1.5mmの板にするのは、結構大変です。菓子切も1本1本丁寧に形を整え作りました。凹凸は、サポート板と菓子切のバランスを見ながら外れないようにしました。
クリヤー塗りは、ヒバ材の特徴をできるだけ損なわないように、薄く塗りました。
マイ板・マイ菓子切として、長くお使いいただけますと幸甚に存じます。