<特徴>
木製に近い素材でかたどった椿皿(菓子皿)を、新朱(あらいしゅ)漆で一枚一枚丁寧に塗りました。
漆の優しい塗りになっています。
<作った理由>
椿皿の多くは、黒塗・溜塗・古代朱が主流となっています。
お菓子が羊羹であったり、黒目のお菓子の場合には、下に懐紙を敷かなければ
主人公であるお菓子が引き立ちません。
お菓子を直接菓子器の上にのせ、主人公であるお菓子をより美味しく演出するために、
新朱(あらいしゅ)塗りの椿皿を作りました。
新朱(あらいしゅ)は、赤よりも明るい朱色です。