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一文字 赤茶碗 (長次郎写)(上品)

定価(税込)
¥34,000
販売価格(税込)
¥34,000
商品詳細

赤茶碗
銘 一文字
佐々木昭楽(三代) 作
木箱入

寸法 直径12.2㎝×高さ8cm

[説明]
「一文字」の由来は、茶碗底中央に「一(花押)」と 利休が「一」の字と花押を漆で直書きにして いることによるが、現在では、漆はとれて判別はかなり困難である。利休から宗旦を経て、初代 古筆了佐に伝わり、その後、鍵屋宗守、佐波五兵衛、桑名の山田彦左衛門と伝わり、明治24年 に戸田露吟の蔵となり、さらに井上世外、益田鈍翁と伝来した。 内箱蓋裏には、古筆了佐が「利休居士一文字判有之(印)茶碗、千宗旦ヨリ来ル」と書付し、外箱蓋表 には仙叟宗室が「長次郎焼 赤茶碗」と書付、また、一文字判有 不審菴(花押)宗守(花押)」と 随流斎宗左と真伯宗守が書付ている。
利休が、何故「一」の字と花押を自ら直書きにしたのか確かな事は分からないが、まさに利休第一の 茶碗として、長次郎茶碗を代表する茶碗と言えよう。

作行きは、やや腰を高くしつらえ、丸味をもって立ち上がり、口縁を僅かに抱え込んでいる利休形茶碗の 典型作で、釉調も「無一物」と共通したカセ膚を持ち、高台に向かって流れる釉だまりは、白く失透している。 長次郎外七種の一つに数えられている。

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