瓢蒔絵 中棗（ひさごまきえちゅうなつめ）木製漆塗り

商品名 ：　瓢蒔絵中棗　　
材　質 ：　木製　
塗　り ：　黒漆　2度塗り　
作　者 ：　一峰
箱　　 ：　桐箱
寸法/約：　直径6.7cm　×　高さ6.9cm

<特徴>
木製中棗に瓢（瓢箪）の絵を大胆に描きました。磨き蒔絵には、金に朱・グリーンなどを入れ、鮮やかに描いてあります。親と蓋を合わせる作法も、合わせやすい配置になっています。
瓢箪は「ひさご」「ふくべ」とも呼ばれています。この棗は、「ひさごまきえ」と読みようにしました。
瓢箪は、「瓢」と「箪」が一つになり「瓢箪」となったそうです。
「瓢」には飲み物を、「箪」は竹で編んだ入れ物ことで、ご飯を入れて使う器　この二つがいつしか一つになり「瓢箪」という名称になりました。
瓢箪の形は縁起の良い形で、おめでたい時には登場します。お正月・開炉・・・など、瓢が６個ありますと、「無病息災」とたとえ使われます。
禅の教えに、瓢箪は、水に浮かべ上から押すと、一度は沈みますが、手を離すと別の場所にポコッと浮かんできます。「人の心は、少しも物にとどまらぬことなり、水の上の瓢を押すがごときなり」とあります。